WG7 代表
荒木 通啓
京都大学大学院医学研究科 臨床システム腫瘍学
http://www.med.kyoto-u.ac.jp/grad_school/research/contribution/#a6
(1)核酸医薬品開発での活用を目的に遺伝子配列中の特定機能領域を予測するモデル、(2)抗体医薬品開発での活用を目的にヒト投与時の抗原性発現有無や抗原結合活性を予測するモデル、(3)抗体医薬品製造での活用を目的に抗体産生細胞の生産性・品質・培養異常などを予測するモデル、の開発を推進している。
(1)分子構造からの結晶形予測と各結晶形の特性予測を行うAI開発、(2)剤形と波長データを利用したNIR検量線モデルの開発、(3)分子構造から製剤処方や製法を設計するAI開発を推進している。
金属容器内における粉の付着場所をハレーションの有無に関わらず予測するモデルを作成する。撮像に全天球カメラを用いることにより照明条件の悪い閉鎖環境においても付着物の位置を認識できるAIシステムを開発する。これにより、近年、製薬会社で増えている治験薬製造設備での高活性物質取り扱いに際して、作業員の曝露軽減や作業効率化が可能となる。