論文・執筆PUBLICATIONS

2019.11.01

8つのプロジェクトが成果を報告会で公開しました

LINCで活動しているプロジェクトの内、PJ-08, PJ-10, PJ-12, PJ-22a, PJ-06, PJ-23, PJ27 および PJ-30 の 8つのプロジェクトが、先に一般公開した「ライフ インテリジェンス コンソーシアム 報告会 2019 in OSAKA(2019.10.02.)」において、活動成果の一部を報告発表しています。

【PJ-08】膨大な論文データより共同研究者を発掘
001-PJ08.jpg(概要)膨大な量の学術文献の著者の中から、将来有望な研究者を探索するシステムを開発。 → 詳細①はこちら
(参加メンバー)バイエル薬品、小野薬品工業、アステラス製薬、キッセイ薬品工業、持田製薬、大日本住友製薬、中外製薬、帝人ファーマ、東レ、アストラゼネカ、ジー・サーチ、医薬情報ネット、産業技術総合研究所、千葉商科大学、東京電機大学、東京工業大学、(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所、京都大学大学院医学研究科 <順不同>

【PJ-10】ドラッグリポジショニング
002-PJ10.jpg(概要)化合物の公共データベースを用い、タンパク質と化合物の活性のパターンをマルチタスクやマルチモーダルという技法で効率的に学習させるアプローチをとり、様々なタンパク質に対する化合物の活性を学習・予測するシステムを構築。 → 詳細②はこちら
(参加メンバー)ライフ系企業13社、エクサウィザーズ、(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所、京都大学大学院医学研究科 <順不同>

【PJ-12】AIによるドッキング計算高度化
003-PJ12.jpg(概要)薬物候補分子のドッキング計算を通じて結合様式の正誤予測、仮想スクリーニングの高精度化を目的とした機械学習モデルを開発。 → 詳細③はこちら
(参加メンバー)第一三共グループ、田辺三菱製薬、小野薬品工業、協和キリン、日本新薬、塩野義製薬、三井化学アグロ、他ライフ系企業数社、みずほ情報総研、横浜市立大、京都大学大学院医学研究科、(公財)神戸医療産業都市推進機構、理化学研究所 <順不同>

【PJー22a】結晶形予測
004-PJ22a.jpg(概要)低分子化合物の化学構造式から、その化合物のフリー体や塩、共結晶体における安定な分子結晶の原子配置 および その物理化学的性質を予測。 → 詳細④はこちら
(参加メンバー)エーザイ、小野薬品工業、クロスアビリティ、第一三共グループ、大正製薬、武田薬品工業、中外製薬、帝人ファーマ、東レ、日本たばこ産業、理化学研究所、(公財)神戸医療産業都市推進機構 <順不同>
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【PJ-06】AIによる病理画像処理
(概要)非臨床試験の実験動物の肝病変画像を学習させ、肝毒性の有無(画像が正常であるかどうか)を判定。 → 詳細⑤はこちら
(参加メンバー)富士通、Lpixel、シスメックス、製薬企業2社 <順不同>

【PJ-23】調剤ロボティクス 付着粒認識AI
006-PJ23.jpg(概要)粉体医薬品製造時に使用する容器内に付着した粉体粒子を自動認識。 → 詳細⑥はこちら
(参加メンバー)アステラス製薬、中外製薬、伊藤忠テクノソリューションズ、(公財)神戸医療産業都市推進機構 <順不同>

【PJ-27】アウトカムリサーチ(HEOR)/ 医療技術評価(HTA)
(概要)論文データを「薬剤」「疾病」をキーワードとして高精度に判別し、費用対効果の観点から優先順に表示。 → 詳細⑦はこちら 007-PJ27.jpg
(参加メンバー)エーザイ、杏林製薬、協和キリン、田辺三菱製薬、中外製薬、富士通、草場コンサルティング事務所、理化学研究所、京都大学大学院医学研究科 <順不同>

【PJ-30】知識データベースの構築
008-PJ30.jpg(概要)AIの学習用に必要なデータベース、辞書などを、創薬の上流から下流までの各ステップと関連付けて整頓し、またLINCの各プロジェクトで作成されたデータセット等をLINC内で共有できる仕組みを整備。 → 詳細⑧はこちら
(参加メンバー)アステラス製薬、塩野義製薬、第一三共グループ、大正製薬、中外製薬、帝人ファーマ、東レ、FRONTEOヘルスケア、三井情報、三菱スペース・ソフトウェア、(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所、京都大学大学院医学研究科、(公財)神戸医療産業都市推進機構、理化学研究所 <順不同>