WG紹介WG INTRODUCTION

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WG00:AI/DB基盤

ライフサイエンス分野におけるAI開発とビッグデータの活用を促進するために、基盤となるデータ整備、アルゴリズム開発、ハードウェア整備に加え、医療・医薬品データの提供と利用推進にむけた提案などを行う。

  1. #wg00-tf01:少数の高品質データからの機械学習プラットフォーム
  2. #wg00-tf02:強化学習、few-shot learningを用いた創薬プロジェクト推進モデルの作成
  3. #wg00-tf03:日本版MELLODDY
  4. #wg00-tf04:秘密計算技術の適用分野の検討および実証実験
  5. #wg00-tf05:量子コンピューター
  6. #wg00-tf06:次世代型AIエコシステム基盤の開発と検証
  7. #wg00-tf07:自然言語処理を用いた論文からの知識抽出
  8. #wg00-tf08:医薬品関連文書の有効活用に向けたフォーマットの検討と提案
  9. #wg00-tf09:統合データ共有基盤の構築
  10. #wg00-tf10:公共財として医療ビッグデータ収集基盤整備
  11. #wg00-tf11:電子カルテなどの医療データ提供促進のための調査・分析と制度設計
  12. #wg00-tf12:特性の異なる分野・業界(ライフ系とAI系)での研究開発推進のための調査・分析と協業モデルの設計
  13. #wg00-tf13:AI創薬の情報共有

メンバー

写真 氏名(印はリーダー) 所属/部署
写真なし 池田 和由 理化学研究所
長尾 知生子 大阪大学 蛋白質研究所/医薬基盤・健康・栄養研究所
写真なし 井阪 悠太 理化学研究所
鎌田 真由美 北里大学 未来工学部 データサイエンス学科
写真なし 小島 諒介  京都大学大学院 医学研究科
写真なし 寺山 慧 横浜市立大学 生命医科学研究科
中津井 雅彦 山口大学大学院医学系研究科・医学部附属病院 AIシステム医学・医療研究教育センター

WG01:デジタルヘルス&メディスン、RWD解析

WG01では、未病・疾病予測・予防の社会的ニーズに応えるため、腸内細菌、検診、食事、歩行などのリアルワールドデータを収集、活用するAIプラットフォームを作成し、モバイルを活用した社会実装を目指します。

  1. #wg01-tf01:健康情報&マイクロバイオーム・オミクスデータによる未病・先制医療への貢献
  2. #wg01-tf02:健康診断データによる発症予測モデルの社会実装
  3. #wg01-tf03:臨床応用可能なデジタルサロゲートマーカーの検討
  4. #wg01-tf04:食事カロリー計算のAIモデルの構築
  5. #wg01-tf05:メンタルヘルスの予測アプリ
  6. #wg01-tf06:歩行解析による運動器疾患リスク予測アプリ
  7. #wg01-tf07:SNSデータによる発症因子同定とリスク予測

メンバー

写真 氏名(印はリーダー) 所属/部署
内野 詠一郎 京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 ビッグデータ医科学分野
特定助教
荒木 通啓 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
AI健康・医薬研究センター・副センター長
AI栄養プロジェクトリーダー
伊藤 眞里 大阪大学大学院 薬学研究科 特任教授
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
客員研究員

WG02:標的探索・バイオインフォマティックス

WG02では、幅広いモダリティーでオミクスデータや既知情報を活用し、データ駆動的に疾患の発症メカニズム推定や創薬標的候補の提示を可能とする技術の開発を行います。

  1. #wg02-tf:omics 実測データ(オミクスデータ)からの標的探索
  2. #wg02-tf:knowledge 文献, DB からの標的探索
  3. #wg02-tf:repositioning 薬剤→標的分子→パスウェイ→疾患・表現型の提示
  4. #wg02-tf:splicing スプライシング異常予測

メンバー

写真 氏名(印はリーダー) 所属/部署
夏目 やよい 医薬基盤・健康・栄養研究所 AI研究・医薬研究センター
玉田 嘉紀 弘前大学 健康未来イノベーションセンター
写真なし 佐藤 憲明 東京大学医科学研究所

WG03:バイオロジックス・ニューモダリティー

WG03では、低分子医薬品では制御することが難しい標的分子に対して、核酸医薬品・抗体医薬品・その他のニューモダリティを利用した医薬品開発に関連するインシリコ創薬技術(AI、シミュレーション等)確立を目指します。

  1. #wg03-tf-ab:抗体 (antibody)の親和性改善or維持・物性改善についての課題と取組み方について検討
  2. #wg03-tf-am:アプタマーデザインの課題と取組み方について検討
  3. #wg03-tf-as:Gapmer, siRNA, スプライシング制御型アンチセンス核酸の課題と取組み方について検討
  4. #wg03-tf-any:バイオロジクス・ニューモダリティについて、全般的な話題と新しいTF化の検討

メンバー

写真 氏名(印はリーダー) 所属/部署
千葉 峻太朗 理化学研究所
R-CCS HPC/AI 駆動型医薬プラットフォーム部門
分子デザイン計算知能ユニット

WG04:分子シミュレーション

創薬標的タンパク質や、医薬品候補の化合物の立体構造に基づく計算創薬(分子シミュレーション、人工知能応用)に取り組みます。スーパーコンピュータ富岳を活用するTFもあります。

  1. #wg04-tf-stbiol:構造生物学AI
  2. #wg04-tf-docking:ドッキングAI
  3. #wg04-tf-md:分子動力学AI
  4. #wg04-tf-aiff:AI力場
  5. #wg04-tf-kbdd:KBDD

メンバー

写真 氏名(印はリーダー) 所属/部署
池口 満徳 横浜市立大学 大学院生命医科学研究科
理化学研究所 計算科学研究センター

WG05:メディシナルケミストリー

医薬品等を探索・開発する際の出発点となるヒット化合物からリード化合物、開発候補品まで導く過程は、2020年代においても5年以上の歳月、多大なコスト、低い成功率を解消するには至っておらず、ボトルネックとなっています。WG05では、これまで蓄積された膨大な創薬関連データに基づいて、オン・オフターゲット、ADMET等のプロファイル予測AI、合成難易度予測AI、多目的同時最適化などの方法論を開発します。また、旧LINCにおいて取り組んでいなかった農薬、材料等についても研究対象と考えており、関連企業の積極的な参加を期待します。

  1. #wg05-tf-agri:農薬 DB、予測モデルの構築など
  2. #wg05-tf-design:化合物デザイン 多項目同時最適化設計など
  3. #wg05-tf-model :モデル精度向上 追加学習、転移学習、能動学習、強化学習など
  4. #wg05-tf-model:合成経路・容易性

メンバー

写真 氏名(印はリーダー) 所属/部署
写真なし 池田 和由 理化学研究所 計算科学研究センター
HPC/AI駆動型医薬プラットフォーム部門
創薬化学AIアプリケーションユニット
本間 光貴 理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター
生命分子制御研究グループ

WG06:製剤・マテリアルズインフォマティクス

研究者の経験や勘に大きく依存してきた医薬品の処方設計・材料開発や素材探索を多目的最適化・解釈可能AIなどのIT技術を活用することで、設計プロセスを形式知化することを目標としています。

  1. #wg06_tf01_ai:製剤処方設計AIの開発
  2. #wg06_tf02_db:製剤処方関連データベース構築
  3. #wg06_tf03_simulation:溶出シミュレーション
  4. #wg06_tf04_molxtl:結晶形・結晶特性予測AIの開発
  5. #wg06_tf05_labnote:ラボノート&エッジAIソフトの作成

メンバー

写真 氏名(印はリーダー) 所属/部署
岩田 浩明 鳥取大学医学部 保健学科 検査技術科学専攻 生体制御学講座

WG07:ADMET・トランスレーショナルリサーチ

薬物のヒトin vivoにおける体内動態や薬効/毒性発現の時空間的かつ定量的な予測を実現化するために、創薬過程で評価されるin vitroデータや文献情報の有効活用を支援するシステム開発に取り組むことを目標とします。

  1. #wg07-tf01:組織切片、細胞画像からの情報抽出のための解析自動化システム開発
  2. #wg07-tf02:研究目的に合致したモデル動物を提案するシステム開発
  3. #wg07-tf03:Quantitative Systems Pharmacologyモデルに基づいた臨床薬効予測基盤開発
  4. #wg07-tf04:薬の構造からの主クリアランス経路予測の高度化、薬物動態パラメータの予測に対する深層学習導入効果の評価

メンバー

写真 氏名(印はリーダー) 所属/部署
前田 和哉 北里大学薬学部 薬剤学教室
岩田 浩明 鳥取大学医学部 保健学科 検査技術科学専攻 生体制御学講座

WG08:治験・市販後・メディカルアフェアーズ

医薬品等の治験・臨床研究に関する情報、承認審査及び製造販売後に得られる情報を活用し、戦略的、かつ効率的な治験実施を可能とし、また製造販売後の医療安全対策に寄与するAI技術開発を目指しています。

  1. #wg08-tf01:治験の効率化​
  2. #wg08-tf02:HEOR:費用対効果分析​
  3. #wg08-tf03:PV/PMS​ (Pharmacovigilance)
  4. #wg08-tf04:MA (Medical Affairs)​
  5. #wg08-tf05:MI (Medical Information)​
  6. #wg08-tf06:服薬指導​(最適な用法・用量提示)​
  7. #wg08-tf07:治療最適化AIモデル​
  8. #wg08-tf08:複数RWDの統合DBの検討

メンバー

写真 氏名(印はリーダー) 所属/部署
岡本 里香 公益財団法人神戸医療産業都市推進機構 医療イノベーション推進センター
学術研究推進室 室長
中津井 雅彦 山口大学大学院医学系研究科・医学部附属病院 AIシステム医学・医療研究教育センター
特命教授
安倍 理加 国立研究開発法人理化学研究所 計算科学研究センター 「富岳」Society5.0推進拠点
高度研究支援専門職

WG09:人材育成

LINCでの人材育成を実施します。あるべき人材のペルソナイメージを抽出し、イメージを実現するために必要な講座、OJTや意見交換会などを実施いたします。特にマネジメント層、経営層のDXリテラシー取得に注力いたします。

  1. #wg09-hr_dev:人材育成

メンバー

写真 氏名(印はリーダー) 所属/部署
小栁 智義 筑波大学 医学医療系 教授
つくば臨床医学研究開発機構 TR推進・教育センター長
中田 一人 日本電気(株) 第一官公ソリューション事業部