2022.10.14
GENESIS Users' Group(運営:株式会社理研数理(※3))は第4回研究会を開催します。
今回は、分子動力学(MD)ソフトウェア「GENESIS」を用いたQM/MM法(Quantum Mechanics/Molecular Mechanics法)の紹介を理化学研究所の八木先生に講演いただき、実際の利用について理化学研究所の伊東先生にデモンストレーションいただきます。GENESISの最新情報を知る絶好の機会となりますので、ぜひご参加をご検討ください。
■日 時 2022年11月17日(木)13:00~15:00
■開催形式 オンライン開催(Zoom開催)
■主 催 GENESIS Users' Group(運営:株式会社理研数理)
■共 催 国立研究開発法人理化学研究所 計算科学研究センター、一般社団法人ライフ インテリジェンス コンソーシアム、株式会社JSOL
■費 用 無料(事前登録制)
■発表者 八木 清(理化学研究所 開拓研究本部 杉田理論分子科学研究室 専任研究員)
伊東 真吾(理化学研究所 開拓研究本部 杉田理論分子科学研究室 特別研究員)
■テーマ ・GENESISにおけるQM/MM法 (Quantum Mechanics/Molecular Mechanics method)の紹介
・GENESISにおけるQM/MM法のデモンストレーション
・GENESISにおけるQM/MM法に関するディスカッション
■備 考
「GENESISにおけるQM/MM法に関するディスカッション」では、事前に参加者から議論したいテーマ・質問を募集しています。ご自身の興味があることについて、ぜひ積極的にご記入ください。
■詳細・参加申込み
GENESIS Users' Group第4回研究会の参加申込みは、下記のページからお願いします。
締め切り:11月15日(火)
https://www.riken-suuri.jp/solution/users-group/workshop.html
(イベントの詳細、お申し込みは株式会社理研数理のWEBサイトをご覧ください)
なお、研究会への参加に際しては、GENESIS Users' Groupへの入会が必要です。
GENESIS Users' Group入会について
https://www.riken-suuri.jp/solution/users-group/index.html
■お問い合わせ
本内容へのお問い合わせは、下記メールアドレスまでお寄せ下さい。
株式会社理研数理 info@riken-suuri.jp
※1:「GENESIS」は、国立研究開発法人理化学研究所(以下、理化学研究所)を中心に開発している分子動力学ソフトウェア(フリーソフトウェア:LGPLv3で配布)で、生体分子を含むさまざまな分子システムのダイナミクスを計算します。特徴の一つである超高並列性能により、スーパーコンピュータ「富岳」上で10億原子からなる分子混雑環境系のシミュレーションを実現した一方で、生命科学や創薬に加え材料開発分野での応用計算も念頭に種々のアルゴリズムを実装し、GPU対応など汎用化を進めています。今後、産業界などでGENESISの幅広い活用が期待されます。
※2:QM/MM法(Quantum Mechanics/Molecular Mechanics法)は活性部位を量子化学(QM)計算で扱い、周囲の環境を古典力場(MM)で扱うハイブリッド法です。GENESISでは外部のQM計算プログラムと連携することで、QM/MM計算を実行します。QM/MM法を用いることで、材料・生体分子系に対して、化学反応や分光スペクトルなどを計算することができます。
※3:株式会社理研数理(以下、理研数理)は、GENESISの開発拠点である理化学研究所計算科学研究センター粒子系生物物理研究チーム(杉田有治チームリーダー)と連携し、GENESISの利用が見込まれる国内の企業ユーザーと開発者が集うユーザーグループ「GENESIS Users' Group」を運営しています。