2025.12.03
WG08メンバーがスコットランドで開催された「ISPOR Europe 2025」にて口頭・ポスター発表を行いました。
発表者:西田陽介(NTTデータ)、中津井雅彦(山口大学大学院医学系研究科)、中上裕有樹(下関市立大学データサイエンス学部)
発表テーマ:次世代医療基盤法下で収集された複数医療機関の電子カルテ情報を基にしたヒストリカルコホート研究の概念実証
日本では、国際共同試験の結果に基づいて新薬が承認されるケースが増えているが、国内データが限定的であり費用対効果分析や実臨床での薬剤選択に課題が残る。このような問題を解決する一つの方法として、次世代医療基盤法認定医療機関によりオプトアウトで収集された電子カルテデータの活用により速やかな国内エビデンス創出が可能となるはずである。我々は、アテゾリズマブの概念実証試験を行い、次世代医療基盤法配下での複数医療機関の電子カルテ情報を活用した迅速な有効性評価等の実現可能性を検討した。
発表日時:2025年11月9日~12日
発表場所:Scottish Event Campus (SEC), Glasgow, Scotland, UK.
【関連する対象WG】
WG08-PJ-HERO:費用対効果分析